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離婚という暗い過去があるから今がある

20代前半で、10歳以上年上のある人と出会い、大人の男性であることにとても惹かれました。

「結婚したい」と思う人は初めてだったので、いつかは結婚したいと思うということを自分から言いました。

とてもラブラブでいたのですが、いろいろ「あれ??」と思うことが出てきました。

私が運転している時に、ああしろ、こうしろ、なんでこうするんだ、など乱暴な口調で言ったり、仕事中に文句を言ってきた女性を殴った、以前風俗のお店で自分の体がすごく褒められたなどなど、私には理解しがたい言動でした。
でも、自分から結婚したいと言ったこともあり、結婚すればまた違うんじゃないかと自分に言い聞かせ結婚しました。親は反対していたので、駆け落ちのようでした。私の親に対しても誠実に足を運ぼうとせず、「お前がなんとかしろ」と言い出す始末でした。

結婚後1年ほどして別居

結婚してからは、もちろん好転するはずもなく、1年ほどして別居。時間をかけて離婚届にサインしてもらい、2年目で晴れて独り身になれました。

結局のところ性格の不一致といった理由でしょう。
別居中から、自分はもう恋愛も結婚も満足したから、これからは人の役に立つ人生を送りたい、と思っていました。

幼少期から目指していた、青年海外協力隊などの国際協力に参加したいと思い、募集も多く、人種に関係なく直接的に人の役に立つ看護師になろうと決めました。

自分にはもう何も付きまとうものがないから、外国の戦地に行って、爆弾に当たって死んでも後悔しないだろうなと、ものすごくすっきりした気持ちで次のステップを踏み出すことができました。

看護婦になって今は幸せ

看護学校に入学し、看護師となりましたが、途中で素敵な人と出会い、あっさり再婚して愛すべき子供たちを産んだことで、海外へいくのは当分無理な話になってしまいましたが、今は本当に幸せです。

最初の結婚を思うと、今の生活のどうでも良いことにも胸が痺れるほどの幸福を感じます。暗い過去だと思い、10年くらいは新しい友人にも話せずにいましたが、今は暗い一面があるからこそ、今が光って見えるんだなと前向きに思えるようになりました。

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