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もう、「○○の嫁」という肩書きではない

当たり前のことですが、離婚すると、もう「○○さんの嫁さん」「○○さんの奥さん」と呼ばれることはありません。
「私は○○です」とフルネームで名乗る機会が復活するのです。

自分の人生は自分の責任

私は、こうして自分の名前を名乗るたびに、「あー私は私なんだ」と実感することができました。
良くも悪くも、これからの自分の人生は、すべて自分の責任なのです。
私は子供が2人いましたので、さらに責任は3人分ありました。

時々、その責任に押しつぶされそうになったりしましたが、それでも、自分勝手にふるまって、遊びまくり、多額の借金を繰り返し、 悪いことがすべて私のせいのように言いくるめていた口がうまいだけがとりえのような旦那と別れられたのですから、
やっぱり後悔はありませんでした。
自分の考えで行動し、失敗したこともたくさんありました。
だまされたことも何度かありました。

でも、何が一番大事なのか、自分の今するべきことは何なのか、ということだけはいつも忘れずに生きてきました。
子供がまだ自分で生活できないうちは、子供の最低限の生活は絶対に守らねば、と思ってきました。
それを脅かすものは、絶対に手を出してはいけないし、排除せねばなりませんでした。
逆に、それさえ守れれば自由です。

離婚に後悔はない

私は、離婚して大変な思いもしましたが、一般的な主婦が経験できないようなことを経験できて面白かったです。
恋愛も仕事も、ドラマよりも現実はずっとドラマチックでドロドロとしていてスリリングです。
予測もつかない驚くような結末が待っていたりします。
そんな生活も、子供たちが成長すると、だんだんと落ち着いていきます。
いろんな経験が自分を丸く磨いてくれるのだと思えば、苦労も楽しいものです。

離婚を決断する、ということは、「○○の嫁」という肩書を捨てることなのです。
もう、誰のせいにもできません。
そんな思いで私は離婚後の生活を楽しんできました。
後悔はないです。

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