トップページ > 離婚して良かった事 > 好きになった理由が分かれた理由

好きになった理由が分かれた理由

元夫と知り合たのは私が24歳、夫が19歳の時でした。年齢の割にしっかりしていて自分のやりたいことや信念がはっきりしていることに魅力を感じて結婚しました。しかし世間でよく言うように、嫌いになる理由は好きになった理由だったのです。

亭主関白で男尊女卑

元々亭主関白で男尊女卑の傾向を引きずっている人でした。

すべてが自分の思い通りにならないとすまないタイプで、私の意見は殆ど却下されたのです。とても口の立つ人で、喧嘩しても喧嘩にならず、こちらが激昂すればするほど冷静になるのです。最後は自分の意見で終わるまで説教が続くことばかりでした。

東京で自営業をしていた夫はバブルの崩壊と共に経営が上手くいかなくなり、子どもたちと一緒に関西の実家に戻りました。実家に居る安心感からか、夫はますます横暴になっていきました、それは年齢的なものもあったのでしょう。

とても窮屈なない日

関西に戻っても会社の形態は残し、細々と自営業を続けていましたが、家計の足しにと思い始めた私のパート代まですべて夫が管理をするようになり、家計費は1日いくらと決められ、1円たりとも私の自由になるお金は無かったのです。おまけに家計費をもらうたびに領収書を渡さないといけないというとても窮屈なない日にほとほと嫌気がさしました。

私から離婚の申し出をした時に、まさか私が離婚を考えていたなどと思いもしなかったようで、とてもショックは受けていたようです。それでも弱みを人に見せるのが嫌いな夫は子供が高校を卒業した時点で離婚することに同意したのです。
その後夫は一応関係の修復を試みてはくれましたが、一度入った亀裂は修復することが大変に難しいのと、夫の基本的な性格は変わらなかったため、予定通りに離婚しました。

自分の稼いだお金を自分で管理できることが嬉しい

一人で暮らしを立てることはとても大変ではありますが、自分の稼いだお金を自分で管理できることがとても嬉しく、自由になれた喜びでいっぱいです。子供たちには申し訳ないと思いますが、離婚して本当に良かったと思っています。

おすすめの記事